外壁の種類とは?
最近の新しい住宅には、おしゃれな外壁が使われていることがよくあります。
外壁は種類ごとにさまざまな特徴を持っていますので、知っておくと工事を依頼する時に役立ちますよ。
そこで今回は、外壁の種類について見ていきましょう。
▼外壁の種類と特徴
■窯業系サイディング
近年主流となっているサイディング外壁ですが、種類が豊富な中でも窯業系サイディングが8割を占めています。
窯業系サイディングはカラーバリエーションが多く、防火性に優れているのが特徴です。
板状の外壁として用いられますが、防水加工は施されていません。
したがって、建物に打ち付けた後は防水機能を持たせる塗装工事が必要です。
■金属系サイディング
金属系サイディングは表面にスチール板をとりつけ、裏には断熱材が入っています。
断熱性だけでなく凍害性にも優れているため、雪国にはピッタリです。
また耐震性にも優れていることから、地震の多い日本に適した外壁と言えます。
海辺に近い建物の外壁に用いるとさびが発生し、耐久年数短くなる場合があるので注意が必要です。
■モルタル外壁
モルタルは見た目に模様をつけて楽しめる他、カラーも豊富です。
ただ、モルタルそのものに防水機能はないため、モルタル外壁も防水加工を施さなければなりません。
さらにモルタルは湿気を吸って膨張し、乾燥すると縮むことから、どうしてもひび割れが起こります。
ひび割れから水が入り込んで建物を劣化させるので、定期的なメンテナンスが欠かせない外壁です。
■ALC外壁
軽量気泡コンクリートを原料にしており、高度な耐火性で火災に強いのが特徴です。
また、軽量気泡コンクリートは水に浮くほど軽いため、地震の揺れに柔軟に対応します。
そんな次世代の外壁と言っても過言ではないALC外壁もまた、防水機能がありません。
小さな気泡が水分を吸水してしまうことから、より入念な防水塗装が必要です。
▼まとめ
これから外壁工事および塗装工事をしようとお考えの方は、ご紹介した4種類の中から選んでみてはいかがでしょうか。
それぞれに特徴がありますので、お住まいの地域に適したものを選ぶといいですね。
大東市で外壁塗装をはじめとするリフォームを手掛ける弊社では、さまざまな外壁をご用意いたしますのでお気軽にご相談ください。